「ファイル履歴」と「シャドウコピー」
上記はてブのコメントで「ファイル履歴」と「シャドウコピー」の区別がついてない馬鹿たちが居るようなので簡単に表にまとめる
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ファイル履歴 |
シャドウコピー |
保存先 |
任意のC:ドライブが存在していないディスク上のドライブ
または ネットワーク共有フォルダ
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保存対象と同じパーティション内*1
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保存対象 |
ライブラリ、デスクトップ、アドレス帳、お気に入り、OneDrive |
任意のNTFS, ReFSパーティション*2 |
保存単位 |
ファイル |
セクタ |
復元GUI |
「ファイル履歴」コントロールパネルから「個人用ファイルの復元」を選択
または 「設定」アプリのバックアップから「現在のバックアップからファイルを復元」を選択
または 「以前のバージョン」タブ
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「以前のバージョン」タブ |
「以前のバージョン」
勘違いしてる一因と思われるのがこの「以前のバージョン」タブ
ここに表示されるのは「シャドウコピー」だけだと思ってませんか?
以下はVistaと7でのUI
より高機能になったVistaのバックアップ機能 − @IT
[FAQ番号:010695]ファイルを以前の状態に戻す方法(Windows Vista / Windows 7)|FAQ Search|エプソンダイレクト
121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 010964
見ての通り「場所」というカラムに「シャドウ コピー」/「復元ポイント」と「バックアップ」の二つが表示されていて、ここで表示されているのが「シャドウコピー」だけではないということがはっきり分かる
Windows 10のカラムにも「場所」を追加することはできるのだが「シャドウコピー」の方が空欄になってしまった
そもそも「以前のバージョンは、ファイル履歴または復元ポイントから復元できます。」って書いてあるのが読めねえのか?
晒しあげ
前述したとおり「ファイル履歴」はバックアップ先をバックアップ対象が存在するC:ドライブには出来ないし、C:ドライブが存在しているディスク上の別パーティションさえ指定不可
ディスク障害から保護できないなんてことはないので「シャドウコピー」と勘違いしていることは間違いない
ファイル単位でのコピーとスナップショットの区別がつかないバックアップ警察()とか失笑もんですよ
まとめ
でもそれはそれとして「ファイル履歴」は実装がクソです