「MyJVN バージョンチェッカ」がどんだけクソなのか説明しよう

  • 「MyJVN バージョンチェッカ」

1. 長らくJREが必要だった

「MyJVN バージョンチェッカ」がリリースされたのが2009年11月

JREが不要な「MyJVNバージョンチェッカ for .NET」がリリースされたのが2015年2月

遅くとも2012年にはJavaプラグインがデフォルト有効なOracle JREはクソだと言われていたはずだ

セキュリティを煽るくせにJREをインストールしろと何年も言い続けたのだ、IPAという団体は

「MyJVN バージョンチェッカ」はOracle JREもチェック対象だがマッチポンプに近い

 

2. Javaプラグインを有効にする必要がある

このソフトはJava Web Startを使用していてWebページ上のリンクから起動する必要がある

ところがこいつはWebブラウザでJavaプラグインが有効になっていないといけない

Oracle JREがセキュリティ面でクソだと言われる最大の理由がこのJavaプラグインだというのにだ

 

パソコンの大先生方なら一度ダウンロードして起動すればよいのではと思うであろう

ところがそう簡単にいかない

Java Web Startの実体であるjavaws.exeに関連付けされている拡張子は「.jnlp

しかし「MyJVN バージョンチェッカ」の起動用ファイルには拡張子が付けられていない

 

3. 選べ

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Java Web Startといえどローカルで動くプログラムである

そのくせ実行環境の判定すら自分で出来ないというのだ

  • 「MyJVNバージョンチェッカ for .NET

JREに起因する問題はなくなった

しかし相変わらずこれだ

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ちなみに32ビットと64ビットの判定はバッチファイル内でやってる